ソラマメブログ
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婦人物装身具作家であります。CentoPallini宝飾店にお勤めしてます〜。
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2009年05月23日

ありを殺す




我が家のバルコニーのどこかにありんこ国があるらしく、暖かくなるとキッチンに大挙してやってくるのでほとほと困っております。
去年の春にはお砂糖壷やはちみつ壷がまっくろになるほどありが群がり、気絶しそうになったことがあるので、今年はなんとか退治
しようと「ありんこコロリ」みたいなやつを入手したのであります。

小さなプラスティックケースの中に緑色のつぶつぶが入っており、どうやらそれがありんこにとってご馳走に思えるらしいのです。
で、それを巣に持ち帰りぱくぱくたべると死んでしまう。死んでしまったありを食べたありも死んでしまう、というしくみに
なっているらしいのだ。

ありんこの通り道に置けという説明書の指示のもと、設置致しましたです。

こういうものを置くと気になって気になって仕方のない性分であるところのわたくしは、ことあるたびに覗き込み観察モードに
入ってしまうのであります。
見ているとありどもは、ケースについている小さな出入り口から入り込み、緑色のつぶつぶをひとつづつ担いでニコニコ(してるか
どうかわからぬが)帰ってゆくのです。
途中で出会った手ぶらのありとちょいと立ち話「まだあっちにいっぱいあるから大丈夫」「あ、そう?」みたいなかんじで別れて
ゆく。
観察しているとありにもそれぞれ個性があって、やたらに足が速いやつ、こいつ絶対方向音痴!みたいなやつ、欲張り、気が弱そう
などなどいろいろです。
可愛らしい姿をみているうちにだんだん複雑な気持ちになってきました。

う〜む、これ食べると死んじゃうんだよなあ・・・。せめてお腹こわしたくらいで、あそこんち行くとお腹くだすからやめようね
ということになると
いいんだけどなあ。などとくよくよ考えているうちに3日くらいで緑色のつぶつぶはすっかりなくなってしまった。
ありんこもこなくなった。

う・・・・後悔。

何百匹のありを殺してしまったのだろうか。ありんこが来られないところにお砂糖壷を移動させればよかったんだ・・・。

ところがであります。さらに何日かするとまたしてもありんこどもが登場!お代わりを要求しているではないか。
君たちいったい何匹家族なのー?ちょっとほっとしたような、がっかりしたような。

それにしてもこんな小さなからだでお砂糖一粒食べただけで即糖尿病とかになっちゃわないのでしょうかねー。
ありんこの健康まで心配する心優しき(?)からんなのでありました。  
タグ :あり

Posted by caran at 07:25Comments(0)あれこれ