2009年06月15日
落書きについて

インワールドでは、こんな落書きをあちこちでみかけます。こういうものを使うとより表現しやすい、といったところなのでしょうか。
もちろんRLでもそこらじゅうにありますね。中には命をかけて描いたんだろーなと思うような危なっかしい場所にまで落書きしてあって、もう感心してしまいます。
私がRLで住んでいる街も例外ではなく、どこもかしこも落書きだらけの光景にはうんざりします。市では落書き撲滅宣言をかかげて落書きバスターズを組織。消して回っているようですが、いたちごっこで効果ありません。かえってまっさらなカンバスを与えられ、嬉々として落書きをするようです。
そんな彼らにも彼らなりの秩序(!)があるらしく、すでに描かれたところに重ねて上書きをするのは御法度なのだそうです。つまり落書きをやめさせるには町中を落書きだらけにするしかない、ということですね。目が回りそう〜@@
さて、落書き落書きと何度も書いておりますが、これが落書きであるのかアートであるのかお友達と話したことがあります。
彼女曰く「これは落書きではなく、アートである。文化である。キース・ヘリングを見よ、ここから彼の芸術は生まれたのだ」
ウ〜ム、お説ごもっとも〜と思いたいのですけれど・・・私はやっぱり落書きにしかおもえません。人さまの家の壁に勝手にあれこれへたくそな絵など描いておいて、アートであるのだからありがたく思えなどとは不届き千万!
だいたい「このストリートパフォーマンスそのものがアートなのである」なんて解釈は子供のいいわけに聞こえてしまいます。
発表の場ならいくらでもあるし、どうしても壁に描きたいのならご自分の部屋の壁に描けばよろしい。
それが「アート」であるならば、死後、発見されたあなたの部屋は大切に保存され、もしやどこぞの美術館に移送され公開展示されるかもしれません。^^;
彼女は続けます「画材(であるところの)スプレー缶の売り上げはあがり、市が落書きバスターズを結成するにあたり雇用が促進され経済は活性化されてゆくのである。良いことずくめではないか。○○参上などと書く少年達は難しい漢字もおぼえられる」
なんだか、風が吹けば桶屋が云々〜みたいですけどねー。
Posted by caran at 06:15│Comments(0)
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